第2回:歯科技工士について

「歯」に関するいろいろな情報を皆様にお届けするコラムのページです。
第二回目は「歯科技工士について」です。

皆さん、歯科技工士(Dental Technician)という職種をご存知でしょうか?

歯科技工士とは、歯科医師、歯科衛生士と同様に国家資格を持った職種です。
歯科技工士になるためには歯科技工士専門学校や短大を卒業し、
国家試験を受験して合格しなければなりません。

では、歯科技工士がどのような仕事をするかというと、歯科医師の指示に基づいて
銀歯や金歯等の詰め物や被せ物、また入れ歯等の技工物を作る仕事をしています。

<歯科技工士の仕事について>

では、実際にどのような仕事なのか紹介していきましょう。

金属の詰め物や被せ物の場合、まず歯科医院で虫歯を削り、上下の歯の型をとります。
型をとったら、通常歯科医院で、石こうを使って、模型を作ります。
これで、患者様のお口の中の状態を、そのまま口の外で模型として再現ができたことになります。

模型が出来たら上下の模型を咬合器という噛みあわせを再現する機器に取り付けます。
咬合器に取り付けたら、歯を削った部分にWAX(ロウ)で詰め物・被せ物の形を作ります。
形作ったWAXを鋳型に埋め、それを焼却炉に入れWAXを溶かしまします。
WAXが溶けたら石こうにWAXの空洞が出来ますので、そこに溶かした金属を流し込みます。
金属が流し込まれたら、それを鋳型からとり、それを磨いて金属の詰め物・被せ物が出来上がります。

そうして出来上がった金属が歯科医院に届けられ、患者様のお口の中で調整して、セメントで接着して完成になります。
歯科技工士の仕事について
以上のように、型をとってから完成まで様々な行程を経るため
約1週間という長い時間がかかるのです。
エンゲージリングなどを作るのに、注文してから
とても長い期間がかかるのと同じような工程です。

お口の中は、ほんの0.1mmの厚みの違いでも、
ものすごい違和感として感じるほどに繊細です。

そのため時間をかけてじっくりと、できるだけ適合性の良いものを作る必要があります。
そんな繊細な作業だからこそ、歯科医師としても、信頼の出来る歯科技工士さんにお願いしたいと思うのです。

<当院のお願いしている技工士さんの紹介>

滝山デンタルクリニックでは、この技工物を作る技工士さんは
安城市で開業されているAQUAデンタルスタジオ石本 忍 氏にお任せしております。
石本氏は、とても勉強熱心な方で、我々歯科医師としてもとても学ぶ事の多い歯科技工士さんです。

虫歯や歯槽膿漏で咬めなくなった歯 を、再び咬める事ができるようにして、
更にできるだけ長く患者さんのお口の中で機能させる事が出来るようにすること。
簡単にやっているように思われるかもしれませんが、
その裏には、技工士さんの行うこれだけ長い過程があってのことなのです。

歯科医師と歯科技工士の二人三脚で、今後も頑張って行きたいと思っています。

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